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Just Because!|高校3年の冬から始まる青春アニメ

アニメ
茉莉
茉莉

『Just Because!』ってどんなアニメ?
名前は聞いたことあるんだけど…

オジサン
オジサン

高校3年の冬が舞台になっている青春アニメだよ

『Just Because!』は、2017年に放送されたオリジナル青春アニメです。

物語の舞台は湘南。

高校3年生の冬、卒業まで残りわずかとなった時期に主人公の泉瑛太が季節外れの転校生として戻ってきます。

そこで再会するのが、中学時代の友人だった相馬陽斗や夏目美緒。

さらに、写真部に所属する小宮恵那や陽斗や美緒と同じクラスの森川葉月も加わりそれぞれの恋愛や進路が少しずつ動き始めます。

この作品を特徴づけているのが、物語の始まりが高校3年生の冬であること。

春から始まる高校生活を描く青春アニメとは違い最初から卒業が見えています。

そのため、恋愛だけではなく、進学や将来、友人との関係なども「卒業までにどうするのか」という時間の中で描かれていきます。

オジサン
オジサン

僕はこの作品の空気感がすごく好きなんだよね
青春アニメなんだけど、全体的に少し曇っている感じがある

明るくないという意味ではありません。

むしろ、登場人物たちはそれぞれ前に進もうとしています。

ただ、そこには「もうすぐ高校生活が終わる」という時間が常にあります。

だからこそ、何気ない会話や視線にも春や夏を舞台にした青春アニメとは違った切なさが生まれています。

この記事でわかること
  • 『Just Because!』がどんなアニメなのか
  • 高校3年の冬から始まる物語
  • 泉瑛太・夏目美緒・小宮恵那たちの関係
  • 作品の印象に残る場面
  • OP・EDをはじめとする音楽
  • 湘南にある『Just Because!』の舞台
  • アニメから展開された小説版
  • シリーズ構成・脚本を担当した鴨志田一

高校3年の冬から始まる『Just Because!』

『Just Because!』の物語は、高校3年生の冬から始まります。

泉瑛太は父親の仕事の都合で、中学生の途中まで住んでいた街へ戻ってきます。

そして、柏尾川高等学校で中学時代の友人・相馬陽斗と再会。

陽斗は高校生活最後の時期を過ごしながら、森川葉月への告白を決意していました。

一方、瑛太は中学時代から知っている夏目美緒とも再会します。

ここから、それぞれが抱えていた気持ちが少しずつ動き始めます。

さらに、写真部の小宮恵那が瑛太と出会ったことで、5人の関係も変化していきます。

恵那は写真部を救うため、瑛太を撮影した写真をコンクールに出したいと考えていました。

こうして瑛太、陽斗、美緒、葉月、恵那の5人を中心に物語が進んでいきます。

『Just Because!』では、恋愛だけが描かれるわけではありません。

進路を決める時期でもあるため、登場人物たちはそれぞれ自分の将来について考えています。

好きな人への気持ち。
友人との距離。
写真部という居場所。
そして、卒業後に進む道。

高校生活の終わりが近いからこそ、それぞれの悩みや選択が物語に重なっていきます。

5人を中心に動いていく恋愛と青春

『Just Because!』の中心にいるのは、泉瑛太、夏目美緒、相馬陽斗、森川葉月、小宮恵那の5人です。

それぞれが同じ方向を向いているわけではありません。

陽斗が葉月を想い、美緒は陽斗への気持ちを抱えていました。

そして瑛太が戻ってきたことで、美緒との関係も再び動き始めます。

一方、写真をきっかけに瑛太と距離を縮めていくのが恵那です。

こうして5人の気持ちが少しずつ交差していきます。

しかも、残された時間は長くありません。

センター試験や大学受験、卒業が近づく中で、それぞれが自分の気持ちと向き合うことになります。

だから『Just Because!』は、単純に「誰と誰が付き合うのか」を追うだけの恋愛アニメではありません。

高校生活が終わる直前だからこそ生まれる感情と距離感。

そこが、この作品の青春らしさにつながっています。

『Just Because!』の印象に残るエピソード

『Just Because!』には、登場人物たちの気持ちが何気ない場面に表れる瞬間があります。

大きな出来事だけではなく、日常の中にある短い会話や一言が、その後の関係を考えるうえで印象に残ります。

古久家の焼きそばが登場する日常の風景

作中には、藤沢駅南口にある古久家が登場します。

瑛太が焼きそばを食べる場面では、

「うん。ここの焼きそば、やっぱ美味いな」

という台詞があります。

恋愛や進路とは直接関係しない、何気ない食事の場面です。

しかし、実際の湘南の街や店が登場することで、登場人物たちが暮らしている日常を感じられる場面になっています。

オジサン
オジサン

僕、この焼きそばのシーンが好きなんだよね。
今でも古久家で焼きそばを食べるたびに、Xで投稿するくらいには好きなんだ

アニメの中で見た店を実際に訪れ、同じ場所で焼きそばを食べてみる。

『Just Because!』では、こうした作品と現実の街をつなげた楽しみ方もできます。

夏目美緒の「……だめ」が忘れられない

そして、『Just Because!』で特に好きなのが、第7話「Snow day」の終盤です。

センター試験を終えた夏目美緒が藤沢駅に戻ってきたところで、小宮恵那と会話をします。

美緒が、

「何?急に、写真部のことなら今の生徒会に相談したほうが良いよ」

と話しかけると、恵那は別の話を切り出します。

「泉先輩のことなんだけど」

そして、

「あたし、デートに誘っても良い?」

と美緒に尋ねます。

ここで、すぐには返事をしません。

数秒の間があります。

そして美緒が、

「……だめ」

と答えます。

そのままエンディングへ入ります。

この場面は、美緒自身も、それまで明確には意識していなかった瑛太への気持ちに気づく瞬間として描かれています。

「好き」と言葉にするわけではありません。

それでも、恵那から瑛太をデートに誘っていいかと聞かれたとき、美緒の口から出たのは「……だめ」でした。

それまでの瑛太と美緒の関係を見てきたからこそ、この一言が持つ意味が伝わってきます。

オジサン
オジサン

ここは本当に好き。何度見てもキュンとするんだよね。個人的にはアニメ史上最高のシーンだと思ってる。皆に観てほしいくらい好きな場面なんだよね。

数秒の間と、たった一言。

そして、そのままエンディングに入る。

この演出まで含めて、『Just Because!』の恋愛描写を象徴する場面のひとつです。

『Just Because!』を彩る音楽

『Just Because!』の魅力は、物語やキャラクターだけではありません。

作品の空気を作っている音楽も印象に残ります。

オープニングテーマは、やなぎなぎの「over and over」

エンディングテーマの「behind」は、夏目美緒、森川葉月、小宮恵那の3人が歌っています。

「behind」は、やなぎなぎが作詞・作曲・プロデュースを担当しています。

オジサン
オジサン

僕はもともとやなぎなぎさんが好きなアーティストだったから、『Just Because!』で音楽を担当すると知ったときも嬉しかったんだよね

やなぎなぎは、アニメ作品の主題歌だけでなく、作詞や作曲でも活動してきたアーティストです。

『Just Because!』では、作品の物語に寄り添う楽曲が、登場人物たちの心情や物語の余韻を支えています。

また、ヒロイン3人が歌う「behind」は、物語の終わりに流れるエンディングとして作品に残ります。

OPとEDのどちらも、『Just Because!』の空気感を語るうえで欠かせない楽曲です。

湘南を舞台に描かれる『Just Because!』

『Just Because!』の舞台は、神奈川県の湘南エリアです。

藤沢駅周辺をはじめ、江ノ島電鉄沿線や鎌倉など、実際の湘南を思わせる風景が作品の中に登場します。

高校生活の終盤を描く物語だからこそ、駅や街並み、海などの風景も作品の空気を作る要素になっています。

オジサン
オジサン

僕も湘南が舞台ということで実際に作品の舞台になった場所を訪れてるんだ

『Just Because!』では、湘南が特別な場所として描かれるというより、登場人物たちの日常の中に街が存在しています。

そのため、作品を見てから湘南を歩くと、アニメの中で見た景色と実際の街を重ねて楽しむことができます。

アニメから展開された小説版

『Just Because!』はアニメオリジナル作品として制作され、その後、小説版が展開されました。

小説版を担当したのは、アニメのシリーズ構成・脚本も手がけた鴨志田一です。

アニメを見たあとに小説版へ進めば、別の形でも作品を楽しめます。

また、Blu-ray・DVDも発売されています。

放送から時間が経った現在でも、好きなタイミングで作品を見返すことができます。

『Just Because!』を手がけた鴨志田一

『Just Because!』のシリーズ構成・脚本を担当したのが、鴨志田一です。

鴨志田一は、『青春ブタ野郎』シリーズの原作者としても知られています。

『Just Because!』と『青春ブタ野郎』は別の作品ですが、どちらも湘南を舞台のひとつとしている作品です。

『青春ブタ野郎』シリーズでは、藤沢や江ノ島などの風景も物語に登場します。

そのため、『Just Because!』をきっかけに鴨志田一の作品を知った人なら、『青春ブタ野郎』シリーズにも興味を広げることができます。

まとめ|高校3年の冬だからこそ描かれる青春

『Just Because!』は、高校3年生の冬という、卒業を間近に控えた時期から始まる青春アニメです。

瑛太、美緒、陽斗、葉月、恵那たちの恋愛や進路を描きながら、湘南の街並みや音楽も作品の空気を作っています。

春から始まる高校生活を描く青春アニメとは違い、最初から「終わり」が見えている。

だからこそ、登場人物たちの何気ない会話や行動にも、残された時間の短さが感じられます。

そして、古久家の焼きそばのような日常の場面や、美緒の「……だめ」のような短い一言が強く印象に残る作品でもあります。

茉莉
茉莉

高校3年の冬から始まるからこそ、普通の青春アニメとは少し違うんだね

オジサン
オジサン

そういうところがこの作品の好きなところなんだよね。
恋愛だけじゃなくて卒業までの時間そのものが物語になっているんだ

茉莉
茉莉

湘南の街も出てくるなら作品を見てから実際に歩いてみるのも楽しそう

オジサン
オジサン

うん。作品を知ってから歩くと普段の街並みも少し違って見えると思うよ

『Just Because!』は、派手な展開だけで青春を描く作品ではありません。

高校生活の終わりを前にした登場人物たちの、言葉にしきれない気持ちや、少しずつ変化していく関係を丁寧に描いた作品です。

2017年の放送から時間が経った今でもあらためて見返したくなる青春アニメです。

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