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『焼きたて!! ジャぱん』が面白い!本気のパン勝負と強烈なリアクション

アニメ
茉莉
茉莉

『焼きたて!! ジャぱん』って知ってる?

オジサン
オジサン

もちろん。パンを題材にした漫画だけど、かなり強烈な作品だよ

茉莉
茉莉

パン漫画なのに?

オジサン
オジサン

パン作りや勝負は本気なんだ。でも、食べたあとのリアクションがどんどんすごくなっていくんだよ

『焼きたて!! ジャぱん』は、橋口たかしさんによるパン漫画です。

2001年から2007年まで『週刊少年サンデー』で連載され、単行本は全26巻。

主人公は、世界に誇れる日本のパン「ジャぱん」を作ることを目指す東和馬です。

和馬はパン職人を目指して上京し、ベーカリーチェーン「パンタジア」の採用試験を受けます。

そこで出会った仲間たちとともに、さまざまなパン勝負に挑んでいくことになります。

パン作りそのものは本気。

ところが、パンを食べた人のリアクションはときにパン漫画とは思えないほど強烈です。

この記事でわかること
  • 焼きたて!! ジャぱんの物語と主要キャラクター
  • パンタジア南東京支店のメンバー
  • 「太陽の手」と「太陽の手甲」
  • 印象に残っているパン勝負
  • 河内や黒柳の強烈なリアクション
  • 梓川月乃、コアラ、水乃などのキャラクター
  • アニメ版と「ホウキ雲」
  • 続編『焼きたて!!ジャぱん~超現実~』

焼きたて!! ジャぱんはどんな漫画?

主人公の東和馬は、日本独自のパン「ジャぱん」を作ることを目指す少年です。

幼いころからパン作りに憧れ、中学卒業後にパンタジアの採用試験を受けるため上京します。

そこで出会うのが、後に仲間となる河内恭介や梓川月乃たちです。

和馬が働くことになるのが、パンタジア南東京支店。

ここには、個性的なパン職人や店員が集まっています。

パンタジア南東京支店の主要登場人物

  • 東和馬:日本独自のパン「ジャぱん」を作ることを目指す主人公。「太陽の手」を持つ。
  • 河内恭介:和馬と採用試験で出会った関西出身のパン職人。和馬とともに成長していく。
  • 梓川月乃:パンタジアグループのオーナーの孫娘で、南東京支店の店長代理。
  • 松代健:南東京支店の店長。「日本一のフランスパン職人」と呼ばれるパン職人。
  • 木下陰人:和馬たちと同じ店で働く店員。影が薄いことを生かした独特のキャラクター。
  • 冠茂:高い才能を持つパン職人。化学の知識も豊富で、和馬たちとパン勝負を繰り広げる。

こうしたメンバーを中心に、和馬たちはさまざまなパン勝負に挑みます。

そして物語が進むにつれて、パン作りだけでなく、それぞれのキャラクターも強烈な個性を見せるようになります。

本気のパン勝負を支える「太陽の手」

和馬を語るうえで欠かせないのが、「太陽の手」

これは、パンの発酵に適した人並み外れて温かい手のこと。

和馬はこの能力を持っており、パン作りに生かしています。

ただし、特殊な能力だけで勝負に勝てるわけではありません。

材料や製法を考え、課題に合わせてパンを作る。

そのため、ジャぱんはギャグやリアクションが強烈になっていく一方で、パン作りを題材にした勝負漫画としてもしっかり描かれています。

オジサン
オジサン

最初に読んだときは、普通にパン漫画として面白かったんだよ

この「ちゃんとパン漫画をやっている」という部分は、作品を知るうえで大事なところです。

そして、和馬とは違った形でパン職人として成長していくのが河内です。

河内の「太陽の手甲」

河内恭介について印象に残っているのが、「太陽の手甲」を手に入れるための特訓です。

和馬の「太陽の手」とは違い、河内は努力によってパン職人としての力を身につけていきます。

オジサン
オジサン

河内の太陽の手甲を手に入れる特訓も、かなり印象に残ってるよ

和馬とは違う立場からパン勝負に挑む河内。

この2人の違いも、物語を追ううえで分かりやすいポイントです。

印象に残っているパン勝負

ジャぱんでは、さまざまな材料やテーマを使ったパン勝負が描かれます。

その中でも印象に残っているのが、海苔をテーマにしたパン勝負です。

このエピソードでは、桃屋のイメージキャラクターとして知られる三木のり平が登場します。

アニメ版では桃屋とのコラボレーションが行われ、三木のり平の登場に合わせて、新聞のテレビ欄や公式サイトのロゴまで一時的に「焼きたて!! ジャぱんですよ」に変更されました。

さらに、公式の作品紹介では、三木のり平は和馬を唯一負かした存在として紹介されています。

オジサン
オジサン

『ごはんですよ!』で知られている三木のり平が、そのまま作品に出てくるのが面白かったんだよね

パン漫画の中に実在する企業のキャラクターが登場する。

しかも、和馬を負かしてしまう。

こうした大胆な展開も、ジャぱんらしいところです。

モニカの飴細工

モナコカップで印象に残っているのが、アメリカ代表・モニカの飴細工です。

五層のライ麦パンに飴細工の花を添え、パンの熱で花が開いていくという演出。見た目の美しさだけでなく、菓子職人としてのモニカの技術が生かされています。

さらに印象的なのが、飴細工を作り続けてきたことで傷んだモニカの手。

その手を見た諏訪原が、「まさに究極の職人の手」と称賛します。

勝負ではモニカが諏訪原に勝利、そしてこれをきっかけにモニカは諏訪原を意識するようになり、2人の関係まで描かれているところが印象に残っています。

「なんやて!?」で広がっていく強烈なリアクション

ジャぱんを語るうえで外せないのが、パンを食べたあとのリアクションです。

特に印象に残るのが、和馬とともにパンタジア南東京支店で働く河内恭介。

関西出身の河内は、和馬とパン職人として競い合う仲間ですが、物語が進むにつれてリアクションでも強烈な存在感を見せるようになります。

その代表的なセリフが「なんやて!?」です。

オジサン
オジサン

河内といえばやっぱり「なんやて!?」だね

パンの出来栄えに驚いたり、予想外の展開に巻き込まれたり。

河内の「なんやて!?」はこの作品を象徴するリアクションのひとつになっています。

黒柳のリアクションもすごい

パンを食べたときのリアクションを語るなら黒柳亮も外せません。

黒柳はパンタジア本店の幹部でパンの味を審査する立場にある人物です。

ところが、彼も普通の食レポでは終わりません。

パンの味を表現するために、現実離れしたリアクションを見せることがあります。

茉莉
茉莉

パンを食べただけなのにどうしてそんなことになるの?

オジサン
オジサン

それが焼きたて!! ジャぱんだから…

本気でパンを作る。

その一方で、食べたあとの反応はどんどんエスカレートする。

この落差がこの作品の大きな特徴です。

梓川月乃と印象に残るキャラクター

月乃は、パンタジア南東京支店の店長代理を務めるヒロインです。

パンタジアグループのオーナーの孫娘でもあり、和馬たちとパン作りを通して関わっていきます。

また、ヒロインでありながら、お色気担当として描かれる場面も多いキャラクターです。

オジサン
オジサン

当時は子どもだったから月乃は可愛いなぁと思ってみてたんだよね

そして、後半の月乃には驚かされる展開もあります。

パンタジアの社長になった月乃は仕事が忙しくなり髪の手入れをする時間もないほどに。

その結果、坊主頭にしてカツラをかぶっていたという姿になります。

可愛らしいヒロインとして登場した月乃からするとかなりインパクトのある変化です。

コアラと水乃

個人的に好きだったキャラクターが、コアラと水乃です。

コアラは、パンタジア新人戦で和馬と対戦する謎の覆面パン職人。

その正体は、パンタジアの目の前にできたライバル店の店長だった模糊山剛です。

水乃は梓川月乃の異母妹。パンタジアの新人戦で和馬に挑む人物で、コアラとともに和馬と対戦します。

この2人の関係が、物語の中で変化していくのも印象的です。

水乃は当初、和馬たちに対して敵対する立場にいました。

しかし、模糊山との関わりを経て、水乃は彼を支える側になっていきます。

オジサン
オジサン

目の前にできたライバル店の店長だった模糊山がいつの間にか水乃のところで働いていて、最後には水乃を養子にするんだよね

最初はライバル側にいた人物が、いつの間にか水乃と行動をともにしている。

さらに最終的には家族になる。

こうした変化もあって模糊山は単純な敵役として終わらず、憎めないキャラクターとして印象に残っています。

アニメ版と「ホウキ雲」

ジャぱんは2004年から2006年にかけてテレビアニメ化され、全69話が放送されました。

第1~30話のオープニングテーマを担当したのが、RYTHEMの「ホウキ雲」です。

一方で、「ホウキ雲」は今でも印象に残っています。

RYTHEMならではの綺麗なハーモニーが印象的で、作品を知らなくても曲を知っている人がいるのではないかと思うほど耳に残る楽曲です。

アニメ版を見ていた人にとっては、曲を聴くだけでジャぱんを思い出すこともあるのではないでしょうか。

漫画の最後まで強烈だった「なんやて!?」

※ここから原作の最終回に触れます。

ジャぱんのリアクションは、最後まで強烈です。

最終回では、地球温暖化を止めるためのパンを作るという、とんでもない展開に。

そのパンを食べることになったのが河内です。

そして、そのリアクションによって河内は、『ストリートファイター』シリーズのダルシムのような姿になってしまいます。

オジサン
オジサン

最後に河内がダルシムになるんだよ

茉莉
茉莉

パン漫画だよね?

本気のパン勝負から始まった物語が最後にはこんな展開まで行き着く。

それでも、ジャぱんらしいリアクションとして成立してしまうのがこの作品のすごいところです。

そして河内といえば、やっぱり最後まで「なんやて!?」

パン漫画として始まり、強烈なギャグとリアクションを積み重ね、最後までその路線を貫きました。

続編『焼きたて!! ジャぱん~超現実~』

ジャぱんには、前作の続編となる『焼きたて!! ジャぱん~超現実~』もあります。

主人公は、前作の影響を受けてパン職人を目指す弘見大作。

前作の和馬たちとは別の世代から、「ジャぱん」を目指す物語になっています。

単行本は全5巻で完結しています。

まとめ

『焼きたて!! ジャぱん』は、本気のパン勝負と強烈なリアクションを両立させたパン漫画です。

東和馬が「ジャぱん」を目指してパン作りに挑戦し、河内恭介や梓川月乃たちと関わりながら物語が進んでいきます。

パンの材料や製法を考える勝負はしっかり描かれています。

一方で、河内の「なんやて!?」や黒柳のリアクションなど、パン漫画とは思えない展開も次々と登場。

三木のり平とのコラボレーションやモニカの飴細工など、印象に残るエピソードも多くあります。

さらにアニメ版では、RYTHEMの「ホウキ雲」も作品を彩りました。

茉莉
茉莉

本気でパンを作ってるのに、最後はダルシムなんだ…

オジサン
オジサン

うん。そこまで含めて焼きたて!! ジャぱんなんだよ

ちゃんとしたパン漫画だからこそ、そこから生まれるギャグやリアクションとのギャップが強く印象に残る。

それが、今でも『焼きたて!! ジャぱん』を思い出す理由のひとつです。

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