
この前、家電量販店で叔父さんくらいの年齢の人たちがミニ四駆のレースをしているのを見かけたんだけど…大人でも楽しんでいる人がいるんだね

いるよ。僕も小学生の頃はコロコロコミックを読みながらミニ四駆で遊んでいたんだ。爆走兄弟レッツ&ゴー!!も、当時を思い出す作品のひとつだね

名前は聞いたことがあるけどどんなマンガなの?

星馬烈と星馬豪っていう兄弟がミニ四駆のレースを通じてライバルたちと競い合うマンガだよ。個性的なマシンがたくさん登場するのも魅力なんだ。僕も小学生の頃に読んでいて、実際にミニ四駆を買って遊んでいたよ
爆走兄弟レッツ&ゴー!!は、1990年代に人気を集めたミニ四駆マンガです。
烈と豪の兄弟を中心に、個性的なキャラやマシンが登場。マンガを読んで好きになったマシンを買い、友達とレースをする。そんな遊び方を楽しんだ人もいるのではないでしょうか。
当時は速さだけでなく、見た目や必殺技にも憧れました。現実のミニ四駆では難しい走りも、マンガの中では大きな見どころでしたね。
今回は原作マンガを中心に、登場人物や印象に残るマシンを紹介します。実際にミニ四駆で遊んだ思い出や、ゲーム版の記憶も振り返っていきます。
- 爆走兄弟レッツ&ゴー!!の基本情報と作品の魅力
- 星馬烈・豪たち主要人物と使用マシン
- サイクロンマグナムやブロッケンGなど、印象に残るマシン
- 当時のミニ四駆ブームと、実際に遊んだ思い出
- ゲーム版で楽しんだレッツ&ゴーの世界
爆走兄弟レッツ&ゴー!!とは?
こしたてつひろ先生が描くミニ四駆マンガ
爆走兄弟レッツ&ゴー!!は、こしたてつひろ先生によるミニ四駆マンガです。月刊コロコロコミックで連載され、星馬烈と星馬豪の兄弟を中心に物語が展開します。
物語の始まりでは、烈と豪が土屋博士の開発したフルカウルミニ四駆、ソニックセイバーとマグナムセイバーを託されます。二人はマシンを自分たちで育てながら、さまざまなライバルとのレースに挑んでいきます。
この作品の魅力は、マシンが単なるおもちゃとして描かれていないところです。キャラクターごとに走り方や考え方があり、マシンにもそれぞれ個性があります。
現実のミニ四駆は、コースを走らせて速さを競うホビーです。一方、マンガではレーサー自身がマシンと一緒に走り、必殺技のようなダイナミックな走りを見せます。
現実とは違うからこそ、子どもの頃には胸が躍りました。マンガの世界に憧れて、自分のマシンを走らせた人も少なくないはずです。
星馬烈と星馬豪、それぞれの魅力
物語の中心となるのは、星馬烈と星馬豪の兄弟です。
兄の烈は冷静に状況を判断するタイプ。対して弟の豪は、勢いと情熱で勝負に挑みます。性格は対照的ですが、二人ともミニ四駆への思いは強く、レースを通じて成長していきます。
個人的に好きだったのは、弟の豪でした。
子どもの頃は、勢いで突っ走る豪がかっこよく見えたんですよね。自分自身も、今思えばあまり深く考えずに行動するところがあったので、豪の姿に惹かれたのかもしれません。
豪といえば、やはりマグナム系のマシンが印象的です。豪の性格を表すような力強い走りと、個性的なマシンのデザインがよく似合っていました。
一方の烈は、ソニック系のマシンとともに、冷静な判断や工夫を見せてくれます。兄弟で違った魅力があるからこそ、どちらを応援するかでも楽しめる作品でした。
主な登場人物と使用マシン
烈と豪のほかにも、爆走兄弟レッツ&ゴー!!には個性的なレーサーが登場します。マシンのデザインもそれぞれ違い、好きなキャラクターやマシンをきっかけに作品に夢中になった人もいたでしょう。
ここでは、主要人物と代表的なマシンを簡単に紹介します。マシンは物語の進行に合わせて変わるため、代表例を中心にまとめました。
星馬烈・星馬豪
兄の烈が乗る代表的なマシンは、ソニックセイバーやバンガードソニック、ハリケーンソニックなど。弟の豪は、マグナムセイバーやビクトリーマグナム、サイクロンマグナムなどのマシンでレースに挑みます。
セイバーからマグナムやソニックへと続くマシンの変化も、作品を追いかける楽しみのひとつでした。
鷹羽リョウ
烈と豪の前に現れるライバルのひとりが、鷹羽リョウです。
代表的なマシンにはトライダガーXやネオトライダガーZMCがあります。烈や豪とは違った存在感があり、マシンの形や走り方にも個性が感じられます。
三国藤吉
三国藤吉も、烈と豪たちのレースに関わる重要な人物です。
スピンアックスやスピンコブラなど、特徴的なマシンを使用します。マシンのデザインにもキャラクターの個性が表れていて、見た目も印象に残る存在でした。
J
Jは、物語の中で大きな変化を見せる人物です。
プロトセイバーJBやプロトセイバーEVO.などのマシンが登場します。レーサーとしての成長も見どころのひとつです。
土屋博士
土屋博士は、烈と豪にマシンを託す開発者です。二人の愛機であるソニックセイバーとマグナムセイバーも土屋博士が開発したフルカウルミニ四駆でした。
レーサーだけでなく、マシンを生み出す側の存在が描かれていることも、作品の世界を広げています。
物語が進むと、烈や豪たちは世界グランプリにも挑戦します。TRFビクトリーズとして戦う姿も、シリーズを語るうえで欠かせません。
マグナムトルネードに憧れた!マンガならではのレース描写
マグナムトルネードのインパクト
爆走兄弟レッツ&ゴー!!を振り返るとき、マグナムトルネードを思い出す人もいるのではないでしょうか。
豪のマグナムを象徴する、ダイナミックな必殺技です。マシンが大きく飛び上がるような演出は、現実のミニ四駆とはまったく違う迫力がありました。
子どもの頃は、あの技に憧れたものです。自分でもやってみたいと思いましたが、実際のミニ四駆で同じことをするのは簡単ではありません。
それでも、マンガの中の豪が見せる走りは魅力的でした。マシンの性能だけでなく、レーサーの気持ちまで走りに表れているように感じられたんですよね。
マシンと一緒に走るレースの面白さ
作品のレース描写で印象的なのが、レーサー自身もコースの横を走り、マシンと一緒にレースをするような場面です。
現実のミニ四駆では、マシンがコースを走る様子を見守りながら、必要に応じてセッティングを調整します。マンガのようにマシンと並走してコーナーを駆け抜けるわけではありません。
それでも、読んでいると自分までレースに参加しているような気分になりました。
ミニ四駆は小さなマシンですが、作品の中ではレーサーの個性や熱意まで伝わってきます。そうした表現も、子どもたちが夢中になった理由のひとつだったと思います。
豪とマグナムの関係
マグナムと豪は、単にレーサーとマシンという関係ではありません。
豪は勢いよくレースに挑み、ときには無茶ともいえる走りを見せます。そんな豪の姿と力強さを感じさせるマグナムのデザインがよく合っていました。
サイクロンマグナム、ブロッケンG、レイスティンガー
作品には多くのマシンが登場しますが、当時実際に手に入れたものや、強く印象に残っているものは特別です。
ここでは、子どもの頃に持っていたサイクロンマグナム、ブロッケンG、レイスティンガーを中心に振り返ります。
豪の愛機・サイクロンマグナム
豪のマシンとして印象に残るのが、サイクロンマグナムです。
スピード感のあるデザインに、豪らしい力強さを感じるマシン。
子どもの頃、サイクロンマグナムは実際に持っていたマシンのひとつでした。マンガの中で見ていたマシンが手元にあると、それだけで嬉しかったものです。
もちろん、実際に走らせるとマンガのようにはいきません。それでも、速く走らせるために工夫したり、友達のマシンと競争したりする時間は楽しいものでした。
強烈な存在感を放つブロッケンG
ブロッケンG(ギガント)も、子どもの頃に持っていたマシンです。
迫力のあるボディも印象的ですが、特に驚いたのがモーターの位置でした。
当時のミニ四駆は、モーターが後ろ側にあるものだと思っていました。ところが、ブロッケンGはモーターが車体の前方に配置されていたんです。
この構造はフロントモーターレイアウトと呼ばれ、ブロッケンギガントの初期モデルが採用したスーパーFMシャーシの特徴でもあります。
子どもの頃は構造の名前までは知りませんでしたが、「モーターって前にも付けられるんだ!」という驚きがありました。
レイスティンガーとゲームの思い出
レイスティンガーは、大神軍団の土方レイが使用するミニ四駆です。
大神博士が「最高傑作」と称する切り札で、シャイニングスコーピオンをヒントに開発されたマシンでもあります。そのため、車体のモチーフもシャイニングスコーピオンと同じ蠍です。
大神軍団のマシンらしい鋭いデザインも特徴的。烈や豪たちのマシンとは違った存在感があり、子どもの頃に実際に持っていた一台として印象に残っています。
爆走兄弟レッツ&ゴー!!とミニ四駆ブーム
第一次ブーム―ダッシュ!四駆郎とレーサーミニ四駆
爆走兄弟レッツ&ゴー!!の人気を振り返る前に、ミニ四駆そのものの歴史にも触れておきましょう。
1980年代には、ミニ四駆を題材にしたマンガ『ダッシュ!四駆郎』が人気を集めました。タミヤのレーサーミニ四駆シリーズやジャパンカップも広がり、ミニ四駆は子どもたちの間で大きなブームになりました。
マンガで活躍するマシンに憧れ、実際にキットを買って走らせる。作品とホビーが結びついた楽しみ方は、この時代から広がっていきました。
第二次ブーム―爆走兄弟レッツ&ゴー!!とフルカウルミニ四駆
1990年代に入ると、フルカウルミニ四駆が登場します。そこに爆走兄弟レッツ&ゴー!!の人気が重なり、ミニ四駆は再び大きなブームを迎えました。
ソニックセイバーやマグナムセイバーをはじめ、作品に登場するマシンが商品として発売されたことも、子どもたちの熱中につながりました。
当時の小学生にとって、コロコロコミックとミニ四駆は強く結びついた存在だったと思います。マンガを読み、好きなマシンを手に入れ、友達と競争する。作品の世界を現実の遊びにつなげられることが、大きな魅力でした。
その後のブームと現在のミニ四駆
ミニ四駆は、1990年代のブームが落ち着いたあとも展開を続けています。
2000年代にはミニ四駆PROシリーズが登場。2012年にはジャパンカップが再開され、現在も公式大会や新しいマシンの発売が続いています。
現在のミニ四駆を、何次ブームと呼ぶかについては、情報源によって数え方が異なります。そのため、特定の番号で断定するよりも、1980年代の第一次ブーム、1990年代の第二次ブーム、そして現在まで続く展開として捉えるのがわかりやすいでしょう。
かつて遊んでいた大人が再び手に取ったり、親子で一緒に楽しんだりするのも、今のミニ四駆の魅力です。
子どもの頃に夢中になった遊びを、大人になってからも楽しめる。長く続いているホビーだからこそ、そんな楽しみ方もできるんですね。
実際にミニ四駆を走らせて遊んだあの頃
肉抜きやモーター交換、自分なりの改造
マンガを読んでマシンに憧れたら、実際に走らせてみたくなるものです。
当時は、マシンのボディに穴を開ける「肉抜き」をしたり、モーターを交換したりして、自分なりに手を加えていました。
もちろん、公式大会で使うためのセッティングとは別の話です。友達と遊ぶために、手持ちのマシンを自分なりに改造して楽しんでいました。
今思えば、速く走らせる方法を考えたり、マシンをいじったりする時間そのものが遊びの一部だったのでしょう。
ただ買って走らせるだけではなく、自分で工夫する。ミニ四駆には、そんな工作の楽しさもありました。
友達の家のコースと、コロコロで作ったコース
ミニ四駆で遊んだ思い出といえば、走らせる場所も印象に残っています。
友達の家にはミニ四駆用のコースがあり、そこでマシンを走らせて競争していました。コースがあるだけで、レースの楽しさもぐっと増したものです。
一方、自宅には専用コースがありませんでした。そこで、コロコロコミックを何冊も並べて、コースのようなものを作って遊んでいたんです。
今考えると、かなり簡易的なコースです。それでも、手元にあるものを使って遊び方を工夫していました。
高価な道具や広い場所がなくても、好きなものがあれば楽しめる。そんな子ども時代の遊び方も、懐かしい思い出のひとつです。
ゲームでも楽しんだレッツ&ゴー!!
ゲームボーイ版と、今も口ずさむBGM
爆走兄弟レッツ&ゴー!!の楽しみは、マンガや実際のミニ四駆だけではありません。ゲームでも作品の世界に触れることができました。
ゲームボーイ版は、今でもBGMを口ずさむほど思い出に残っている作品です。
ゲーム音楽が好きになるきっかけのひとつにもなりました。ゲームを遊んでいた当時の記憶だけでなく、音楽まで残っているのは面白いものです。
作品そのものの思い出と、ゲームの中で聴いた音楽の思い出。時間がたっても、ふとした瞬間に当時の記憶がよみがえることがあります。
スーパーファミコン・シャイニングスコーピオン
スーパーファミコン用ソフト『ミニ四駆 シャイニングスコーピオン レッツ&ゴー!!』も、ミニ四駆の世界を楽しめるゲームです。
マシンを育て、パーツやセッティングを考えながらレースに挑む。実際にミニ四駆を走らせる遊びとは違った形で、マシンへの思い入れを深められます。
レイスティンガーのように、マンガで知ったマシンがゲームにも登場するのはうれしいところ。作品をきっかけにミニ四駆に興味を持った人にとって、ゲームも思い出の一部になっているのではないでしょうか。
今も続くミニ四駆の魅力とコロコロコミック
ミニ四駆はかつてのブームだけで終わったホビーではありません。
今でも大会が開催され、新しいマシンやパーツが登場しています。家電量販店などで、大人が本格的にレースを楽しんでいる姿を見かけることもあります。
昔ほどの社会現象ではないとしても、子どもから大人まで楽しめる遊びとして続いているのは、すごいことだと思います。
そして、爆走兄弟レッツ&ゴー!!を振り返ると、コロコロコミックの存在も欠かせません。
マンガを読んで、好きなキャラクターやマシンを見つける。実際にミニ四駆を買って、自分なりに工夫して遊ぶ。そんな流れが、当時の小学生にとって身近な楽しみでした。
作品の記憶と、実際に遊んだ経験が結びついているからこそ、今でもマシンの名前を聞くだけで懐かしい気持ちになるのかもしれません。
まとめ|爆走兄弟レッツ&ゴー!!はミニ四駆の思い出とともに
爆走兄弟レッツ&ゴー!!は、星馬烈と星馬豪を中心に、個性的なキャラクターとマシンが活躍するミニ四駆マンガです。
マグナムトルネードのようなマンガならではの演出に憧れたり、サイクロンマグナムやブロッケンGなどのマシンを実際に手に入れたり。当時の思い出は、作品を読むだけでは終わりませんでした。
友達の家のコースで競争したことや、手元にあるものでコースを作ったこと。ゲームで遊び、BGMが今も記憶に残っていること。人それぞれに、作品と結びついた思い出があるのではないでしょうか。

マンガを読むだけじゃなくて実際にマシンを買って遊ぶところまでつながっていたんだね。今もミニ四駆が続いているのはちょっと面白いな

そうだね。昔遊んでいた人が今も楽しんでいるし、これから始める子どもたちもいる。好きなマシンを選んで、自分なりに工夫して走らせる楽しさは今も変わらないんじゃないかな
作品を知っている人には懐かしく、知らない人にはミニ四駆の面白さを知るきっかけになる。爆走兄弟レッツ&ゴー!!は、マンガとホビーが結びついた時代を思い出させてくれる作品です。
