
『GA 芸術科アートデザインクラス』って知ってる?

知ってるよ。美術の学校が舞台のマンガだね

美術のマンガって、ちょっと難しそう…

それがそうでもないんだよ
『GA 芸術科アートデザインクラス』は、きゆづきさとこ先生による、美術やデザインを学ぶ高校生たちの日常を描いた4コマ漫画です。
彩井高等学校の芸術科アートデザインクラス、通称「GA」を舞台に、キサラギ、ノダミキ、トモカネ、キョージュ、ナミコさんの5人が、授業や課題、放課後の出来事などを繰り広げます。
美術の専門的な知識が登場する一方で、それを難しい解説として見せるのではなく、5人の日常や会話の中に自然に取り入れているのが『GA 芸術科アートデザインクラス』の特徴です。
- 『GA 芸術科アートデザインクラス』はどんなマンガなのか
- GAに通う5人のキャラクター
- 美術やデザインの知識が作品にどう登場するのか
- 美術系の学校ならではの「あるある」
- 『ひだまりスケッチ』との違い
- アニメ版はどんな作品なのか
GA 芸術科アートデザインクラスってどんなマンガ?
『GA 芸術科アートデザインクラス』の舞台は、彩井高等学校の芸術科アートデザインクラス。
そこに通うキサラギたち5人が、授業を受けたり、課題に取り組んだり、放課後を過ごしたりする様子が描かれています。
4コマ漫画なので、一つひとつのエピソードは短くまとまっています。
しかし、その中には色やデザイン、画材など、美術を学ぶ中で触れるさまざまな要素が登場します。
美術について詳しく説明することを目的にした作品ではなく、高校生たちの日常の中に美術やデザインの要素が入っているのがポイントです。
そのため「美術のことはよく分からない」という人でも、まずは5人のやり取りを楽しみながら読むことができます。
一方で、美術やデザインを学んだことがある人なら授業や制作にまつわる場面に「こういうことあったな」と感じることもあります。
つまり『GA 芸術科アートデザインクラス』は、美術の知識を知ることと、高校生たちの日常を見ることを一緒に楽しめる作品です。
GAの5人のキャラクター
『GA 芸術科アートデザインクラス』の中心になるのは、キサラギ、ノダミキ、友兼、ナミコさん、キョージュの5人。
同じ芸術科で学んでいても、それぞれ性格や個性が違います。
キサラギ
眼鏡をかけたおとなしい女の子。
5人の中では比較的真面目な性格で美術を学びながらさまざまな経験をしていきます。
キサラギの眼鏡は、キャラクターを語るうえでも印象に残るポイントのひとつです。
ノダミキ
明るく元気な女の子で、5人の中でも自由に動き回るタイプ。
周囲を巻き込みながら場を盛り上げる一方、美術に関する場面では独特の発想を見せることもあります。
友兼
活発で男の子っぽい雰囲気を持った女の子。
細かいことを気にせず行動するタイプで、5人の中でも元気な存在です。
アニメ版では沢城みゆきさんが友兼を演じています。
ナミコさん
5人の中では落ち着いた雰囲気を持つ女の子。
個性的なメンバーに囲まれながらもしっかりした立場で5人のやり取りを支えています。
キョージュ
豊富な知識を持つ女の子。
美術やデザインだけでなく、さまざまなことを知っているため、5人の会話の中で知識を披露する場面もあります。
ただ、知識を説明するだけのキャラクターではありません。
独特の雰囲気もあり、5人の中でも存在感のあるキャラクターです。
この5人が同じGAで学校生活を送っているからこそ授業や課題といった美術に関する話も、それぞれ違った反応で描かれます。
美術を知らなくても楽しめる
このマンガでは、美術やデザインについての知識が作品の中に登場します。
色の組み合わせやデザイン、画材など、普段はあまり意識しないようなことも5人の学校生活を通して描かれています。
しかし、それらを覚えなければ作品を楽しめないわけではありません。
キャラの会話や授業の様子を見ているうちに「こういうものがあるんだ」と自然に知ることができます。

それなら、美術をやったことがない人でも入りやすそう

そうだね。知識を覚えるために読むんじゃなくてマンガを楽しんでいたら美術のことも少し分かってくる感じかな
美術を学んだ経験がある人にとってはまた違った見方もできます。
授業や作品制作など、実際に美術系の学校で経験したことがある場面が出てくるからです。

僕も高校と大学で美術系だったから、『GA』を読むと『こういうのあったな』って思うところがあるんだよ
例えば作品を制作したあとに行われる「講評」
私が通っていた学校では制作した作品を並べて先生が順番に講評していく時間がありました。
もちろん、すべての美術系学校で同じ形式というわけではありません。
それでも、自分の作品だけでなく、他の人の作品を見ながら先生の意見を聞くという経験は美術を学んだ人なら覚えがあるかもしれません。

僕はグラフィックデザイナーを目指してたからデッサンが特別得意だったわけじゃないんだけどね
美術系の学校に通っていても、得意な分野や興味のあることは人それぞれ。
『GA 芸術科アートデザインクラス』は、そうした違いも含めて美術やデザインを学ぶ高校生たちの学校生活を描いています。
『GA 芸術科アートデザインクラス』と『ひだまりスケッチ』の違い
この作品を知っている人なら、同じく美術を題材にした『ひだまりスケッチ』を思い浮かべることもあるかもしれません。
どちらも美術を学ぶ高校生たちを描いた4コマ漫画ですが、作品の描き方には違いがあります。
『GA 芸術科アートデザインクラス』では、色やデザイン、画材など、美術そのものに関する話が日常の中に登場します。
一方、『ひだまりスケッチ』では、美術科に通う高校生たちが「ひだまり荘」で過ごす学校生活や日常が中心です。
そのため、
「美術のあるあるや知識を楽しみたい」なら『GA 芸術科アートデザインクラス』。
「美術科のある学校生活の日常を楽しみたい」なら『ひだまりスケッチ』。
というように、それぞれ違った楽しみ方ができます。

僕は『ひだまりスケッチ』が好きで、似た感じのマンガを探したのが『GA』を知ったきっかけなんだよね

同じ美術がテーマのマンガでも描いているところが違うんだね!
どちらも美術を題材にした4コマ作品ですが、学校生活の中でどこに焦点を当てているのかは異なります。
そのため、片方が好きならもう片方を読んでみることで違った美術系作品の楽しみ方もできます。
『GA 芸術科アートデザインクラス』は原作マンガから楽しめる
『GA 芸術科アートデザインクラス』は、4コマ漫画として連載された作品です。
短いエピソードの中に、5人のやり取りや美術に関する話がまとめられています。
美術の知識が登場しても、それだけを説明するのではなく、キャラクターたちの会話や授業、作品制作などと一緒に描かれているのが特徴です。
そのため、美術を学んだことがない人でも、まずは5人の日常を楽しみながら読むことができます。
また、読み進めるうちに美術やデザインについて気になることが出てくるのも『GA』の面白いところです。
アニメ版『GA 芸術科アートデザインクラス』
『GA 芸術科アートデザインクラス』は、2009年にテレビアニメ化されています。
テレビアニメは全12話で、テレビ未放送のOVAも制作されました。
キサラギ役を戸松遥さん、ノダミキ役を徳永愛さん、友兼役を沢城みゆきさん、キョージュ役を名塚佳織さん、ナミコさん役を堀江由衣さんが担当しています。
マンガでは白黒で描かれていた世界に色が付き、キャラクターの声や動きも加わることで、アニメならではの表現になっています。
アニメ版では、美術やデザインに関する場面も映像として見ることができるため、原作とは違った形で作品を楽しめます。
原作を読んでからアニメを見るのもいいですし、アニメから『GA』を知って、あとから原作を読んでみる方法もあります。
これから美術を学ぶ人にも知ってほしい
『GA 芸術科アートデザインクラス』は、美術に詳しい人だけが楽しむ作品ではありません。
美術を学んだ経験がない人でも5人の学校生活を楽しみながら美術やデザインに触れることができます。
また、これから美術を学ぼうとしている人にとっては芸術科で過ごす高校生活を知るきっかけにもなります。
もちろん、実際の美術系高校や大学が『GA』と同じというわけではありません。
それでも、美術の授業や制作など普通の高校とは少し違った学校生活に触れる入口として読むことはできます。

これから美術系の高校を考えている人にも読んでほしいね

うん、美術に興味があるならこういう作品から入ってみるのもいいと思うよ
僕自身も高校と大学で美術の分野を学び、その後グラフィックデザインの仕事に就きました。

僕の場合はグラフィックデザインがやりたかったから、絵を描くことだけが目的だったわけじゃないんだけどね
美術の中にもさまざまな分野があり、興味のあることや得意なことも人それぞれです。
そうした違いも含めて美術やデザインを学ぶ高校生たちの日常を描いているのが『GA 芸術科アートデザインクラス』です。
まとめ|GA 芸術科アートデザインクラスは美術を身近に感じられるマンガ
『GA 芸術科アートデザインクラス』は、彩井高等学校の芸術科アートデザインクラスを舞台に、キサラギ、ノダミキ、友兼、ナミコさん、キョージュの5人を中心とした学校生活を描いた4コマ漫画です。
美術やデザインに関する知識が登場しますが、専門的な説明を読むというより、キャラクターたちの日常を楽しみながら自然に触れられる作品になっています。
美術を学んだ経験がある人なら、授業や制作などに「あるある」と感じる場面もあります。
一方で、美術について詳しくない人にとっては、美術やデザインを知るきっかけにもなります。
『ひだまりスケッチ』とは、美術を題材にしている点は共通していますが、『GA』は美術やデザインそのものに関する話が学校生活の中に多く登場する作品です。
そして、これから美術系の進路を考えている人にとっても美術を題材にした作品を知る入口のひとつになります。

美術を知らなくても楽しめるなら私も読んでみようかな
美術を学んだことがある人にも、これから知りたい人にも。
『GA 芸術科アートデザインクラス』は、美術やデザインを身近に感じるきっかけになる作品です。
